診療日記(画像あり)

2013年1月17日 木曜日

診療日記第37話 包茎手術でコンジローム治療(画像あり)

包茎の人は性病に感染しやすいです。
亀頭が包皮に覆われていると尿が付着したり、亀頭のカリ部には汗腺があることによってジメジメした状態をつくり、その部分が雑菌の温床となって性病や独特な悪臭の原因になってしまいます。
又、一番の問題は傷です。特にむいた状態の先端部分の皮(内板)は非常に薄く弱い部分でジメジメしていると包皮が弱り傷が入りやすく、そこから雑菌が入って包皮炎や亀頭炎などを起こしやすくなります。それが雑菌ではなく性病の菌やウイルスであれば性病に感染する訳です。
包茎の状態でコンジロームに感染した場合はコンジロームが出来ている場所にもよりますが包茎手術をすることによって確実に短期間で治すことが出来ます。

その理由は
1、包茎手術によってコンジロームが出来ている部分(主に内板)が切除できる事。
2、コンジロームが出来ている部分以外に目に見えない予備軍も除去出来る事。
3、コンジロームはウイルスですが、ウイルスは乾燥に弱いことから、包茎手術で亀頭が露出すれば乾燥しやすい環境になる事。
4、仮に再発したとしても包茎手術によって亀頭が露出すれば接触部分が少なくなる事で他に感染させにくくなる事。
又、コンジロームが完治した後も性病に感染しにくい環境にすることは非常に大切だと思います。

全ての治療に関してはご自分の為の治療ですのでコンジロームの治療だけでも問題はありませんが、最善の治療方法をアドバイスさせて頂きますが、最終的な判断は患者さん本人ですよ。

今回ご紹介する患者さんは32歳で数年前から性行為時に炎症を起こして痛みがあった為、包茎手術は考えていたとのこと。
キッカケは包茎のデメリットの性病コンジロームに感染した為に治療に来院されました。


仮性包茎の状態です。

 
亀頭を露出させた状態の亀頭に近い薄い皮(内板)の左右両横と亀頭カリ部にコンジロームがあります。

 
包茎手術でコンジロームが出来ている内板を除去して亀頭に出来ているコンジロームを電気分解にて焼却した状態です。
包皮を引っ張って縫合部を出した状態で、黒い線(マジックのデザイン線)が包茎手術の縫合部(キズ跡)ですが、一本の線で綺麗です。

 
手術直後ですので麻酔等の浮腫みはありますが、通常時は縫合部がシワの一部となり隠れますので手術直後から手術をしたことはわかりません。

●アドバイス
上記の患者さんの場合は包茎手術でコンジロームに感染している内板が除去できましたが、コンジロームはウイルスの為に包茎手術をしても再発する可能性はあります。
但し、再発の可能性は低くなりますし、今後同じ様な性病に感染しにくくもなります。
その他、包茎治療には見た目・衛生面・早漏防止・性行為のパワーアップ等の意味がありますので今後の人生を考えれば一石二鳥どころか一石数鳥の治療になったと思います。

投稿者 名古屋メイルクリニック

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